再編の波がうねる百貨店業界。老舗百貨店の三越とファッションの伊勢丹との提携話が報道されました。
三越は業界4位。伊勢丹は5位。全国に店舗を持ち老舗の風格で富裕層や中高年層に人気の三越と、首都圏に店舗を持ち、ファッションに強く若い層に人気の伊勢丹は、ユーザー層も店舗重複もないため、統合メリットが高いとの判断のようです。
両社は仕入れの共通化や人材交流などを目指し、近く具体的な交渉に入る模様だ。ただ、三越は自力再建や伊勢丹以外の他社との連携も模索しているため、交渉がまとまるかは流動的な面もある。
百貨店業界では、2006年6月に西武とそごうの持ち株会社であるミレニアムホールディングスがセブン&アイ・ホールディングス傘下に入ったのを始めに、2007年9月に大丸と松坂屋が経営統合することが決まっています。10月には、阪神と阪急の経営統合も予定されています。
当面、大丸・松坂屋の統合で発足する「J.フロントリテイリング」が業界トップとなると見られていましたが、三越・伊勢丹の提携如何によって、業界の勢力図がまた大きく変わるかもしれません。
さて、高島屋と東急の動きはどうなるのでしょうか。松屋も残っていますね。そういえば、プランタン銀座も大規模リニューアルが予定されています。
百貨店業界再編の動きは、まだまだ続きそうです。
・<百貨店>三越と伊勢丹が提携検討 経営統合も視野に エキサイトニュース